”本という商品”の在庫管理はそんなに難しいのか?


4月に向けていくつか本を注文したのだが、またまた版元品切れで注文取消しとなった。どうして版元品切れの状態で、ネットショップには在庫ありの表示をするのか?要するに在庫の有無は直接取次ぎと版元に確認しないと確定できないので仕方がないのですということだろうか?するとなにか、自分の作ったあるいは扱っている『本』は小売店に出したらあとはどうなっているのか分らないということか?そもそもこの情報化社会にあって、『自社の商品』(これは当然ながら自社の財産である)の所在と数量がメーカーと取次ぎで詳細に把握できていないのは全く信じがたいことだ。自分の財産がどれだけで、どこにあるのかさえわからないだって?『把握できない』というより『把握する気が無い』という方が当たっているのだと思う。今日の物流システム、在庫管理システムはすでにかなり熟成度が上がっており、本といえども管理するのが困難だとはいえないと思う。要するにやる気の問題だ。従来どおりのことでいいのだと勝手に思い込んでいるだけでは、読者離れに歯止めをかけられないのではないか?もっと工夫が必要だ。
本の流通、在庫管理、注文方式については頭を冷やしてから整理して書きたいと思う.