無残な結果に


これまで何度かふれてきたが、この春より庭造りに挑戦している。わずかばかりの土地だが、幾らかの花壇が取れるスペースがあるので、いろいろな花を育ててみたいと思い、まずは10種類程の種を蒔いたのが3月中旬、それから5ヶ月ほど経過した。結果はあまりに無残なもので、なでしこの数本のみがまともに咲いただけで、約200の苗が全て枯れてしまった。
別に水やりや草引きをサボったわけではない。アスター、インパルスなど期待していた美しい花を見ることが出来ず、矮小な草体のみが残っていたが、それも先日枯れた。どうやら春先の低温と日照不足が原因であるらしい。何しろ2ヶ月間は双葉のまま成長もなく、発芽直後の大きさのままだった。この時点でこれは駄目だなと思っていたが、捨てるには忍び難く、そのまま世話だけは続けてきた。だがやはりこの時期の生育不良が祟り、5月以降気温が上がってきても葉が大きくならず、茎も殆ど伸びず、極めて弱々しい苗となった。
というわけで、庭造り初戦は見事に失敗した。今度は秋蒔きのパンジーなどの種を蒔こうと思っている。それから菊の苗を10本ほど育て、先日挿し木した。どうやら無事ついたようで、元気に緑が濃くなってきている。他には貰いもののバラの切花から茎を切り取り、挿し木したら3本ほど葉が出てきた。これも先日地面に植え替えた。別に購入したバラの苗は育ちは悪いものの、美しい花をつけている。
というわけで幾らかは庭らしいところも見られる程度には賑わってきたと思っている。秋植えの花が咲く頃にはもっと華やかになっているよう期待している。