現代思想 2006年2月号 特集 ポストゲノムの進化論

zyugemu2006-02-08


【タイトル】  現代思想 2006年2月号 36巻2号
【著者】    編集部
【出版社】   青土社
【発行年月日】 2006年1月28日
【版型 頁数】 A5版 246頁
【価格】    1300円

【目次】
専業主婦体制                立岩真也
ブロンクスあるいは地の果ての都市論    高祖岩三郎
特集 ポストゲノムの進化論 
 新しい進化の可能性 対談         池田清彦津田一郎
 遺伝子制御と新しい定向性         長野敬
 自己組織化と進化             河本英夫
 不連続で先細りな進化           河野和男
 記号の起源と進化             松野孝一郎
 自然選択説が選択する不自然な自然選択   三浦俊彦
 生命はタンパク質の擬似複製から生まれた  池原健二
 進化を促すエピジェネティクス       佐々木裕之
 2つのレベルでの進化            S.B.キャロル
 ゾーエー論の背骨             西谷修
 ゲノムの中の幽霊進化を促す力、抑える力  倉谷滋
 外の突風 多数多様化について       澤野雅樹
 多細胞生物の左右対称性進化と
 エディアカラ動物             川上紳一、東条文治
 地球の中に宇宙を見る新しい生命観     長沼毅
 第三項音楽構成論的な作曲の理論と複雑系  池上高志、 渋谷慶一郎
 意識の起源と進化     前野隆司
 カンブリア文書に関するカンブリアン文書  安斎利洋

【コメント】
新刊書をチェックしようと青土社HPを見に行った際に偶然見つけた。この雑誌は文字通り思想、哲学の専門誌であるが、時々科学哲学についても特集や別冊を出しているようだ。何人か名前を知っている人が書いているので購入した。今まで思想としての進化論などということを考えたことがないので、戸惑っているが、何とか読みこなしたいと思っている。
池田清彦氏は早稲田大学に移ってからいくつかエッセイ集を出したぐらいで専門書を書いてないようだが、どうやら健在のようである。