古生物の進化
【タイトル】 古生物の進化 古生物の科学 第4巻
【著者】 瀬戸口烈司ほか 編
【出版社】 朝倉書店
【発行年月日】 2004年8月25日
【版型 頁数】 B5版 251頁
【版 刷】 初版 1刷
【ISBN】 4254166443
【価格】 12600円
【目次】
古生物の科学の出版にあたって
序
1 進化の規模と様式 ― 大進化と小進化
[1]進化の規模/[2]大突然変異と跳躍説/[3]化石記録と形態変化の研/[4]適応帯間の
移行と量子進化/[5]異所的種分化と断続並行/[6]跳躍的進化と表現型置換/[7]種選択と
階層論/[8]進化の速度/[9]進化の趨勢
2 種分化
[1]種とは何か/[2]生物学的種の概念/[3]生殖的隔離(機構)/[4]新分類学/[5]化石の種の
問題/[6]種分化の研究/[7]地理的種分化の証拠/[8]異所的種分化以外の種分化(非異所的
種分化)/[9]植物にみられる異質倍数性による同所的種分化/[10]非異所的種分化
(同所的種分化)の問題点/[11]化石に関係した非異所的種分化の例
3 種間関係
[1]化石記録の残された共生関係/[2]化石記録の残された寄生関係/[3]化石記録に
残された捕食・関係/[4]種間関係の時間的な変化/[5]種間関係の空間的な変化
4 異時性 ― 巻貝と貝形虫の事例
[1]巻貝にみられる異時性/[2]貝形虫類にみられる異時性
5 分子進化と古生物学
[1]分子系統学の発展/[2]分子系統学の研究法/[3]分子系統学からみた地球生物の
系統進化/[4]古生物の古代DNAの研究/[5]これからの進化研究 − すべての事実を
統合した進化の研究
6 生体高分子と歴史情報
[1]分子生物学小史/[2]古細菌の発見と生命の樹/[3]過去の遺伝子セットの復元/
[4]代謝経路の進化/[5]カンブリア紀の爆発と動物の初期進化/[6]原始左右対称動物
の姿/[7]先祖的タンパク質の復元/[8]古代DNAの研究
7 二枚貝類の貝殻内部構造と進化
[1]研究略史/[2]貝殻を形成する細胞/[3]貝殻内部構造の解析に当たって/[4]生体
元素/[5]有機分子と有機気質/[6]生鉱物とその結晶/[7]形態型/[8]殻層構造/
[9]管状構造/[10]成長構造/[11]個体発生における貝殻内部構造の変化/[12]貝殻の機能/
[13]貝殻内部構造の系統・進化/[14]各分類群における貝殻内部構造とその進化/
[15]貝殻構造の起源と進化の問題
8 絶滅の生態学的考察
[1]絶滅とは/[2]絶滅の認識と解釈/[3]通常期の絶滅の事例/[4]絶滅の速度/[5]絶滅
の規模/[6]選択的絶滅の要因/[7]体サイズによる選択的絶滅/[8]貧栄養仮設の検証
9 進化の時間から「いま・ここ」の数理的構造へ
[1]進化の理論を通して何を知るか/[2]断続閉庫vs斬進的進化/[3]時間形式・と・
空間形式
進化古生物学の用語解説
索引
【コメント】