苗床がピンチに


今年、生まれて初めての庭造りに挑んでいる。2ヶ月前に種を蒔きそろそろ花壇への植え替えの時期なのだが、地上部は育ちが悪く2葉から殆ど大きくなっていない。葉が枯れてきた苗も出てきた。取り敢えずより広々とした土で育てる方がいいかと思い、花壇に植え替えてみた。ポットから取り出すと、土の全面に根が伸びており、地中は十分に発育していると思われた。問題は地上部である。茎が細く弱々しい。葉に生気・艶が無く乾いたような感じが出ている。相当に危険な状態であると思われるが、他にどうしようもない。天気が回復し、十分な光と気温になれば回復するかもしれない。しかし既に6月になり、来週にも梅雨に入るらしい。気温は相変わらず平年より低いままだ。このままだともちそうも無い苗が1/3ほどはある。これも自然の摂理なのかもしれないが・・・。
それにしてもこの気候は相当に変だ。平年の数値を大きく逸脱している。何せ6月に入ったというのに、暑がりの私が冬蒲団に毛布という態勢で寝ているというありさまである。既に東日本ではイネの育ちが悪いという声が聞こえ出した。キャベツ等幾つかの野菜も不出来だという。このままだと農作物の出来高に相当な悪影響があるかもしれない。
今育てている苗は夏の花である。6月中には秋の花の準備を始めなくてはと思っている。今日帰りがけに近くのホームセンターで「菊」の苗を見つけた。菊は、日本の秋の花の代表選手だと思っている。ぜひこの菊を花壇に咲かせたいと思っている。次の休みに買ってきて取り敢えずプランターで育ててみよう。実は、菊については特別な思い入れがあるのだが、これについての詳細はまた日を改めて書こうと思う。他にはバラの苗を買うつもりだ。多年草なので来年以降も楽しめるだろうと思う。
あれやこれや考えるといろいろと楽しみは在るのだが、当面は気候の回復と、夏花の苗の生育が気掛かりだ。まあ慌てても仕様が無いので、毎日欠かさず着実に世話をしていきたいと思っている。