7月8日付け朝日新聞夕刊から


■対北朝鮮 安保理に制裁決議案 −日米英仏提出 10日にも採決
制裁を含む強制行動の根拠となる。4カ国で提出後、デンマークスロバキアギリシャ、ペルーの4ヶ国が共同提案に加わった。
とうとう出たか。とりあえず日本はこういうやり方でいいと思う。あとは議論の場で堂々と日本の主張を述べればいい。賛同する国もあるだろうし、そうでない国もあるだろう。これでいいのだ。大事なのは日本が中心になって国際舞台で発言・行動することなのである。結果は余談を許さないと言うか、ロシア・中国が拒否権を発動する可能性が指摘されているので、どうもこれがそのまま採択される可能性は無いのかなと思っている。
■決議案提出 強硬姿勢貫く日本 −板ばさみ中国、苦しい立場
昨日の時点では、中ロの反対にあい、決議案より格下の「議長提案」に妥協するとも見られていたが、どうやら強硬を貫き、採決まで持ち込むことに腹を決めたようだ。結構結構。中国は国際的に非難を浴びている北朝鮮への決議を拒否権で退ける事は避けたいと思っており、板ばさみ状態で苦しんでいる。「中国がもっと動くべきだ」という世界の声にどう答えるのか注目される。