7月13日付け朝日新聞朝刊から


一昨日あたりからかなり気温が上がってきた。そろそろ梅雨明けの話題が・・・。
■中朝交渉難航 −制裁決議強気揺らぐ日本
中国の使節北朝鮮を訪れ、ミサイル実験の凍結と6カ国協議への復帰を説得している。しかし北朝鮮は譲らず交渉は難航している模様。しかしこれも北朝鮮の駆引きであろうと思う。使節が着くなり、はいそうですかというより最後の最後に渋々提案を飲む形にした方が、内容が北朝鮮に有利になる可能性があると考えているのだろう。
実際切羽詰っているのは日本側も同じで、泣く泣く例の制裁決議案の採決を延期することに同意し、今度は15日のサミット開幕前の採決も難しい情勢となってきたようだ。更には共同提案国の仏国から制裁決議案に替わる“妥協案”が出たきたそうだ。だいぶ最初の鼻息の荒さが消えうせ、強気は揺らいできている。まあ結果を気にせず日本は言いたいことを言い、各国に議論を巻き起こせばいいのだと思っている。
中国、ロシアは最終的に“拒否権”を行使する可能性があるけれど、かなり追い詰められているのは確かだから・・・。特に中国は世界各国が積極的に北朝鮮に働きかけることを期待されてゐるのだから、自分勝手な行動だけでは許されないと受け止めているはずだ。こういった粘り強い交渉、駆引きの積み重ねがリーダーとしての日本の評価に繋がっていくのだと位置付け、がんばってほしいと願っている。
■MS制裁410億円追加 −欧州委
独占禁止法違反についての欧州委からの是正命令に従わないとして、MSに対して410億円の追加徴収が発表された。MSも悪どいものだ。まあ莫大にもうけているのだからこれぐらいではびくともしないそうである。しかし一体どこまで争うのか?早くこれに対抗するOSが登場してくるのが待たれるところである。
■日本転落49位 −FIFA世界ランク、16位から
このたびのワールドカップドイツ大会での戦績からすれば妥当なところだろうか?まだまだ世界の一流国はおろかその次のチームにも大試合では歯がたたないことが明らかになったのだから、ここはぐっと我慢し、この評価を受け入れるしかないだろう。欧州のチームの“強いあたり”に対抗できるような体力とシュートの正確さをはじめとする技術の両方を強化しなければ、世界大会でいい成績は上げられないと思う。日本は謙虚にこの結果を認めた上でまた1から始めたらよい。そう思う。