8月2日付け朝日新聞夕刊から


イスラエル、病院空爆か レバノン東部
もう誰も止められない。イスラエル空爆で病院周辺を攻撃したという。もう無差別攻撃、大量殺戮である。“戦争のルール”にも無い事態は一体どうやったら止められるのか?EU
外相理事会は「即時停戦」の意見をまとめられず、米国も強攻策は取らないようだ。
しかしこれでは周りのイスラム諸国は絶対に引かないだろうと思う。彼らもまた戦う民族であり、片手にコーラン、もう一歩の手に剣を取り、徹底的に戦うだろう。そこに一体何が残るのか?近代兵器による武力ではイスラエルが圧倒しているが、ゲリラ戦ではイスラムが勝っているように思う。連日レバノン人の死傷者数が大きく報じられているが、イスラエル人の死傷者も相当に多いはずだ。人口自体は多くないので、イスラエルの消耗も相当なものだろう。戦争が何年も続けばその軍事力も大きく傷つくだろう。弱ったところでイスラムによる包囲網が展開されれば形勢は逆転するかもしれない。第2次世界大戦後の戦争では、攻撃力の優位な側の一方的な勝利という結末にはなっていないのだ。ベトナムアフガニスタンチェチェン・・・・・・。
戦争などしても何の解決策にもならない、と日本人である私は思うのだが・・・。彼らは一体何を目指しているのか理解できない。中東紛争とバルカン半島での紛争は何れも宗教色が強いので余計日本人には分かりにくい。そんなふうに思っている。
王監督が退院
胃の全摘出手術を受けた王貞治氏が退院したという。まずはおめでとうございますといいたい。写真ではだいぶ頬がこけ、痩せたようだがこんなに早く記者会見までできるということは随分と状態がいいということだろう。一ヶ月の療養をとり、シーズン中の現場復帰を希望しているというからたいしたものだと思う。一日も早い復帰を期待している。
■デジカメ生産撤退 米コダック、売却を発表
日本メーカーの快進撃に押され、米国のコダック社がデジカメ生産から撤退すると発表した。写真フィルム、インスタントカメラなどで先進的な技術を開発し続け、常に世界をリードしてきた大企業だが、どうやらこの分野での勝負をあきらめたようだ。日本ではキャノン、オリンパスコニカニコンなどの昔からのカメラメーカーに加え、リコー、ナショナル、ソニー、サンヨーなど電気機器メーカーまで参入し、真さに群雄割拠状態だ。全くこの分野の競争は恐ろしいほどスピードが早く、激烈な争いだ。だからコダックといえどもこういう事態になってしまったということだろう。本当に恐ろしい・・・・・・。