俳句大歳時記 秋  


角川俳句大歳時記「秋」
【タイトル】  俳句大歳時記 秋
【編集】    角川学術出版   
【出版社】   角川学術出版
【発行年月日】 2006年7月31日
【版型 頁数】 A5版  719頁
【版 刷】   初版1刷
【ISBN】    4046210338
【価格】    4200円
【コメント】
俳句界待望の大型企画、角川俳句大歳時記・全5巻の第2回配本、秋の部である。秋の範囲は旧暦により、立秋より立冬の前日まで。秋の季語を動物・植物など7つの部に分類し、各季語について季語解説、考証、例句が示される。
これだけの大型出版はなかなかに無いと思う。各巻が700頁以上あり、項目数、解説ともに最大級である。おそらく俳句の全範囲を網羅した画期的なシリーズとなるものと思われる。
少し俳句を齧っている(つもりだ?)だから少々知識も増やしたいし、例句もたくさん知っておきたい。そんな思いで読んでいる。そうこれはまさしく読むための歳時記である。勿論どこかで聞いてきた句を、後でこの本で内容を確認し、おさらいするのにも有用だ。それにしてもたくさんの季語があるものだ。今まで聞いたことが無いようなものも多い。あたりまえか?要するに今までは基本中の基本しか聞いたことが無かったということなのかな?前回第一回配本は夏の部だった。あと冬の部は10月頃の刊行だそうだ。出版のペースに読むほうがなかなか追い付かない。だけど絶対に読み通したいと思っている。
残念なのは図や写真など視覚的な解説が無い点だ。これがあれば完璧だったのにと悔やまれる。とはいっても、これだけの内容なので、主要な項目だけでもマスターするには時間が掛かりそうだ。まあ一生もののシリーズなので、死ぬまでには全て読了となるようにしたいと思っている。
【目次】
省略

角川俳句大歳時記「夏」 基本季語五〇〇選 (講談社学術文庫) 季語集 (岩波新書)